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日本土地建物 オフィスビル対象の私募ファンド組成 アセット・ノンアセットビジネスを強化
2004.03.22 16:08
日本土地建物(東京都千代田区)が3月18日、オフィスビルを対象とした私募ファンド「ネオパス・エイリスファンド」の組成・運用を発表した。
同ファンドの組成・運用は、日本土地建物の経営計画の基本方針となっている「『アセットビジネス』と『ノンアセットビジネス』の融合による新たな収益機会の獲得」に基づく事業戦略のひとつであり、今回のネオパス・エイリスファンドが「日土地ネオパスファンド」の第一号ファンドとなる。
金融市場において最も有利な資金調達とレバレッジ効果を活用した「投資利回り最大化」、そして効率的コスト管理や資本的支出、積極的なテナント入替えなどの高いアセットマネジメント能力を発揮した「資産価値の維持・向上」を運用方針としている。
ちなみに投資エリアは資産規模の70%以上が首都圏、30%が近畿圏となっており、投資対象はBクラスオフィスビルを中心とした収益不動産となっている。