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大和ハウス工業 「つくば」駅前で複合開発スタイル

2023.06.05 11:06

 大和ハウス工業(大阪市北区)は、茨城県つくば市で複合施設「(仮称)つくば市吾妻20街区プロジェクト」を本格着工する。オープンは2024年10月を予定している。
 「つくば」駅直結の用地に、南北の2棟と駐車場棟、計3棟を建設。南棟は、複合施設「ディールつくば」として、敷地面積2796㎡、延床面積1万188㎡、建築面積2342㎡、鉄骨造地上5階のビルを建設。1~2階には16店舗が入居予定で、3~5階はオフィスフロア。3階はシェアオフィスとし、つくば市や周辺施設等と連携を図る予定。2階には、商業施設「トナリエつくばスクエア」につながるデッキも整備する。
 北棟は、延床面積3337・24㎡、建築面積1203・99㎡、鉄骨造地上4階。大和ハウス工業茨城支店とグループ会社5社が入居予定で、2024年10月より、約240名が勤務する拠点として本格稼働する。
 駐車場棟は、延床面積1478・98㎡、建築面積7403・87㎡、鉄骨造地上5階建て。
 南棟・北棟の屋上には太陽光発電システムを設置し、合計約70kWの電力を発電予定。南棟・北棟で「BELS」5つ星、「ZEB Ready」を目指し、加えて北棟は、「CASBEE」Sランクも目指す。




週刊不動産経営編集部  YouTube