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テムザック 巡回警備ロボットレンタル開始 センサー搭載し侵入者を撃退

2004.02.23 17:19

 ロボット開発のテムザック(北九州市)は巡回警備ロボットの新型機「T63アルテミス」を開発、レンタルを開始する。
 炎センサー、人感センサーなどの機能を追加したのが特徴のひとつ。センサーが異常を感知すると警備センターに自動通報し、ロボット頭部に搭載したカメラを通じて状況を視認しながら遠隔操作できる。更に、侵入者に向けて蛍光塗料の入ったカラーボールを発射できる機能や、侵入者の視界を遮断する霧噴射装置なども搭載している。音声合成装置により、予め入力しておいた16種類の音声も発話可能だ。
 前回の試作機に比べ、バッテリーの変更などにより稼働時間が最大約8時間と大幅に向上した。また、走行機能の改良により静音性や走行安定性も向上したという。
 年間300万円ほどで企業、官公庁、病院など各種団体ユーザーを対象にレンタルを開始する。問い合わせはサイトで受付ける。




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