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エービーシー商会 可変式ホルダシステムは特許出願中

2009.02.09 11:56

 エービーシー商会(千代田区)の改修専用笠木「アルウィトラ‐ジャイロ」の販売が好調だ。
 旧来パラペット部分には塗膜防水などの使用が多く、そうしたパラペットの天端の躯体はきつい勾配になっているケースが圧倒的。そこで、パラペット改修の笠木工事は、このきつい勾配の改修が必要となっている。
 そして、これまでの笠木は、すべて現場対応の特注品であったことによるコスト負担増と勾配調整のモルタルや金物での下地調整などの施行の複雑さ、という問題を抱えていた。
 「アルウィストラ‐ジャイロ」では、70度から90度までの勾配に5度刻みでの対応が可能な可変式ホルダーシステムの開発により、施工性が改善され、パラペット工事のトータルコストダウンが可能になった。なお、同社が独自に開発したこの可変式ホルダーシステムは現在特許出願中となっている。




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