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ダイキン工業　「ラウンドフロー」タイプを４月より販売　３６０度全周吹き出しにより快適性向上

2004.02.02 14:35

　ダイキン工業（大阪市）が天井埋込カセット形エアコン「ラウンドフロー」タイプを４月より販売する。
　これは、同社の店舗オフィスエアコンスカイエア「スーパーインバーターＺＥＡＳ」の室内機として、４方向吹き出しの「マルチフロー」タイプを一新して、快適性を向上させたもの。
　一般的に購入時には省エネ性や冷暖房能力が重視されるが、納入後のニーズは、気流分布や空気清浄など「快適性」に対する不満が顕在化しているという。
　そこで、今回発売される製品はこの「快適性」に注目した商品開発となっている。
　コーナー部分にも新たに吹き出し口を設置することにより、３６０°全周吹き出しが可能になっており温度ムラが解消され、ドラフト感も低減されているため、冷房時に設定温度を１℃上げても快適性を損なわず、省エネ性も向上する。
　またコーナー部の吹き出し気流により吸い込み気流が天井に沿わず、吹き出しの角度を浅くしたことによって、風の当たりやすい居住域での風速の低減を実現し、天井面を汚さない気流を実現した。
　全９タイプ５２機種からなり、相当馬力や冷暖房能力、本体寸法により価格は異なり５２万８０００円〜９９万７０００円までとなっている。