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INAX ショールームにて「節水ESCO」を発表 初期設備投資に応じて様々なサービス提供
2003.12.15 16:56
INAX(愛知県常滑市)が12月10日、東京本部のショールームにて「節水ESCO」を発表した。
「節水ESCO」事業はこれまで、東京・名古屋・大阪地区で試験営業を進めてきたが、今後本格的に事業展開していく運びとなった。
同事業は、「節水ESCO」事業はトイレをリニューアルする時の節水機器導入に際して、節水診断、リニューアル工事、ビルオーナーの初期設備投資に応じて節水効果金額、工事費調達などの包括的なサービスを同時提供する。また、その結果得られる節水効果を保証するとともに、上下水道利用料金の削減分を活用して、リニューアルの軽減も行う。
節水機器はダイレクトバルブ洗浄器、センサー一体型ストール小便器、アクエナジー(自己発電方式)洗浄器からなり、全ての機器を導入することにより、従来の同社製品使用時の水道料金に比べ約40%〜50%の削減が可能となっている。
築20年以上のビルを主な対象にし、初期設備投資額に応じてサービス契約期間が定る。(平均7〜8年)。その後の節水効果全額は全てオーナーの利益となる。