不動産トピックス

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2003.12.08 13:58

日成ビルド工業 駐車場の1.6倍の収益も可能 ユニットハウス方式新型トランクルーム
 立体駐車場とプレハブの製造、設計、施工の日成ビルド工業(石川県金沢市)では、ニュータイプのトランクルーム「CUBO(キューボ)」を販売している。
 主流となっている大型のコンテナや物置タイプとは異なり、ユニットハウスをベースにしているのが同商品の新しい発想。
 クルマ1台分の駐車スペースに合わせたモジュールで造られているため、空き駐車場に設置するのに適している。4トンユニック車に積載できる上、現場組立が不要なので設置が容易である。
 外壁には同社オリジナルの強度・耐久性の優れたウレタンサンドイッチパネル「日成フレッシュボード」を使用している。断熱性能にも優れており、夏場にトランクルーム内の温度が上がる心配がない。
 広い間口のシャッターを採用して荷物の出し入れを容易にした。また、設置スペース内での簡単な移動ができるキャスターや棚の設置、シャッターの色変更、屋内照明器具の設置などオプションも多彩だ。
 2坪と3坪の2タイプがある。3坪タイプで運賃と施工も込みで定価は80万円。リースも月々1万2000円から可能だ。
 例えば、月1万円の駐車料金のスペースを3つ使いCUBOを2棟6部屋設置、1部屋につき月8000円で貸した場合、同じスペースで1.6倍の収益増が可能となる。

喜久屋 売上補償制度を適用 ビルオーナーを対象に 店舗の買取にも対応
 クリーニングと衣類のリフォームのフランチャイズチェーンを展開する喜久屋(東京都足立区)では、物件を所有するFC加盟店を対象に売上補償を行っている。
 開店後2年間で一定の売上に達しなかった場合に適用される。30万円を上限にFC本部が不足売り上げ分を補填する。
 更にビルやマンションなどの賃貸物件を所有する加盟店に対しては、より厚いバックアップとして立地や物件に応じて店舗の買取制度も設けている。ビルの一階部分の有効活用に適した制度だ。
 加盟にかかる費用は7年契約で加盟金30万円、保証金50万円、研修費20万円となっている。ロイヤリティーは売上の1%。教育や経営指導などサポート制度も充実している。
 同制度は東京、千葉、埼玉の3エリアで適用される。クリーニング業界では初の試みとなる。
 同社は関東を中心に直営、FC併せて約220店舗を展開している創業50年の取次店システムによるクリーニングチェーンーンのパイオニアだ。
 5つの自社工場を活用し、クリーニングと洋服のリフォームの両方に対応している。共に翌日仕上げ可能というスピーディーさがユーザーに好評で、多くのリピーターを獲得しているという。

日本防犯設備協会 駐車場の防犯を推進 照明器具の設置が必須
 自動車盗難は統計的に見ると監視者のいない駐車場で夜間に行われている。また、全国6万3275件の自動車盗難のうち約60%が駐車場で発生しているほか、あらゆる犯罪が駐車場で行われているのが現状だ。自動車ユーザーのセキュリティー意識は高まっているものの、駐車場自体の防犯設備を充実させることが急務となっている。
 こうした状況から、警察庁の外郭団体である日本防犯設備協会(東京都港区)では、駐車場の防犯設備の強化を呼びかけている。
 最も基本的なのは照明設備を増やし、明るい駐車場にすることだ。車路は10ルクス以上、駐車部分は2ルクス以上が望ましい。照明で駐車場を明るくすることにより周囲からの見通しがよくなり、不審者を発見しやすくなる。犯罪の抑制効果もある。
 ただし照明器具の選定の際には駐車場規模を考慮し、効率の良い光源や器具を選定すると共に周囲への光漏れにも考慮が必要となる。
 防犯カメラ監視システムやセンサー監視システム、無線式センサーシステムを併用するとより防犯効果が高くなる。同協会に問い合わせれば設置例や効果的なシステムなども紹介してもらえる。

ベンディアム インターネット対応の多機能販売機販売 オーナーの負担なし
 ベンディアム(福岡市)の多機能自動販売機「CITY」が好評だ。
 同商品は自動販売機(以下自販機)に監視カメラ、インターネット対応の情報端末を付帯した次世代型双方向情報提供サービス。オーナーの負担なしで防犯や広告の役割も果たす。
 動画情報発信端末や監視カメラなどの初期投資及び通信費のランニングコストは一切必要ない。電気代も月額固定で5000円を同社が保証する。自販機オーナーはリスクなく高収益が期待できるという。
 監視カメラも付帯しているため防犯用としても活用できる。カメラと自販機は100~300m離れた場所でも設置可能。入口や駐車場に設置すれば監視カメラの導入費用は不要。
 また、自販機のモニターを利用して映像を映し出すこともできる。自社物件の募集の他、広告媒体として利用することも可能だ。広告費用20%はオーナーに還元されるため、缶ジュースの売上以外で収入も得られる。
 既に管理会社など約100社が代理店となっている。現在のところ、全国約200台の設置が完了しており、設置待ちが700件ほどあるという人気ぶりだ。

杉田エース ゴミが溜まらず清掃が楽に 衛生面でも効果を発揮 害虫の侵入防止にも
 総合建築資材商社の杉田エース(東京都墨田区)では「ステンレス製クリーンガード」の販売に注力している。
 同商品は建物内の床に面した壁の隅や部屋の角に埃やゴミが溜まるのを防ぐというもの。下部がRになっているため、掃除がしやすくなる。共用廊下や地下室、外階段などで採用されるケースが多いという。
 また、衛生面でも効果が期待できる他、ネズミやゴキブリの侵入防止にもつながることから病院や食堂、クリーンルームなどでも数多く採用されている。
 ステンレス鏡面仕上げなので美観もアップする。施工は同社の工事店による責任施工。価格は3メートルで1万8000円。さまざまな施工場所に対応できるようパーツも揃えている。
 同社は現在全国29カ所の拠点で約800社のメーカーと取引を行っており、自社ブランド「ACE」の6000アイテムを含む全5万アイテムを越える住宅用資材、ビル用資材、DIY商品、OEM関連資材を扱っている。




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