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防衛庁跡地再開発 首都圏では初進出目指す構造に近づく ザ・リッツ・カールトンの入居が決定

2003.11.24 15:36

 三井不動産はじめ全国共済農業協同組合連合会、安田生命保険、富国生命保険、積水ハウス、大同生命保険の6社のコンソーシアムで計画を進めている六本木防衛庁跡地再開発(赤坂9丁目計画)にザ・リッツ・カールトンが進出することが決定した。
 ザ・リッツ・カールトンは、本計画におけるメインの超高層複合ビルに入居し、客室数は約250室を想定している。
 ザ・リッツ・カールトンは、米国メリーランド州チェヴィー・チェイスに本社をおくザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーによる世界有数の超高級ホテルチェーンブランドで、マルコム・ボルドリッジ賞、全米ベストホテルチェーン賞等、多数の栄誉を受けている。日本においては1997年の大阪に続き、首都圏では、初進出となる。
 本計画では、「東京ミッドタウン構想」をテーマに、職・住・遊・憩が高度に融合した24時間・365日都市として、世界中から様々な人や企業が集まり、活発に活動・交流する街づくりを目指していることからラグジュアリーホテル機能の果たす役割は非常に大きいと考え、本計画において鋭意検討を進めてきた。
 今般のザ・リッツ・カールトンの進出決定は、目指す構想の実現に大きく寄与するものになるという。




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