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築49年の空きビルをシェア型複合施設に 耐震補強+付加価値で再生

2023.06.26 10:54

 キーマン(大阪府東大阪市)は、同社が新たに取り組んでいる旧耐震建物再生・活性化事業で、旧耐震基準の空きビルをシェア型複合施設「REDO神保町」に改修している。竣工と開業は、7月を予定している。
 対象のビルは、東京・神保町に位置する築49年の建物。
 今回の改修工事では、自社で構造計算を行い、耐震補強工事を施工。塔屋と受水槽を撤去する減築工事を実施することで、室内の既存の柱補強のみで補強が可能となった。さらに、既存ビルの外観を変えることなく、可能な限り室内のスペースを有効活用する。
 改修後の施設は、延床面積287・68㎡、鉄筋コンクリート造地上5階建て。1階はシェア型レストラン、2階はコミュニティ型コワーキングスペース、3~5階は国際交流型シェアハウスとして活用する計画。




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