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「スタービル博多祇園」開業　全90区画、共用部充実のオフィスビル

2023.07.03 11:25

　福岡に本拠地を置く広告代理店、ジャリア（福岡市博多区）が、福岡市博多区祇園町に大型オフィスビル「スタービル博多祇園」をオープンさせた。
　立地は、福岡市地下鉄空港線「祇園」駅徒歩３分、福岡市地下鉄七隈線「櫛田神社前」駅徒歩３分、ＪＲ「博多」駅徒歩１０分の場所に位置する。
　同ビルは、延床面積７８０５・８２㎡、鉄骨造地上１０階。社会課題の解決を目的に、建設計画時より合理的で効率化したビル全体の内装工事や太陽光・空調・電気・照明等の設備工事とＩＴ環境、ＯＡ床、防犯監視システム等を同社の費用で施工することで、資源ゴミやＣＯ２を出さない持続可能な循環型オフィスとしている。
　２～１０階のオフィスは、貸室面積２６・６４㎡のスモールサイズから６１７・９１㎡のミッドサイズまで、全９０区画を揃えた。
　１階には、各テナント用の応接室、会議室、総合フロント等を集約。共同使用にする事で、入居時のコスト９２％減、ランニングコスト２０％減、退去コスト９５％減を見込み、オフィス面積の５０％を占める接客施設・備品等の撤去も可能という。
　来客の接客業務はコンシェルジュが行う。案内、お茶出しなどの「おもてなし」をシステム化し、コンシェルジュチームに委託することで業務効率化とコスト削減を可能にした。
　同社では、「本物件は、あらゆる企業、そこで働く社員の方々が帰属意識と誇りを持ち『誇れる仕事ができる場所』として、唯一無二の成長環境を提供します」としている。