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ラサールインベストメントインク 商業用投資物件の第一号案件を取得 ビビットスクエアプロジェクトに参画
2003.09.15 16:08
不動産投資運用会社ラサールインベストメントインク(本社米国シカゴ)が日本における商業施設物件への投資を開始する。
同社は日本においての商業施設物件投資の第1号案件として、千葉県船橋市浜町の土地をラサールリカバリーファンド(アジア不動産投資向けファンドの一つで、東京のほかに韓国、シンガポールなどに投資し約720億円規模の不動産直接投資をアジア圏で展開)の一環として取得。さらに同地に建設予定となっている「ビビッドスクエア」開発プロジェクトへ参画することを9月4日、正式に発表した。
「ビビッドスクエア」は延床面積約9万7000㎡の大型ショッピングセンターであり、デベロッパーのパシフィカ・モールズが来年12月の開業を予定しているものである。東京ベイららぽーとに隣接し、家電、アパレル、食品スーパーなどの大型専門店が出店を計画し年間800万人の来場者が見込まれている。
同社はこれまでも、オフィスビル「目黒山手プレイス」や高級賃貸マンション「ソルシエ目白」などの物件に積極的に投資を行っており、今後も日本の優良物件の取得をすすめていく予定である。