週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

三浦工業 業界初のNOx値25ppmを実現 小型・簡易貫流蒸気ボイラー新シリーズを10月より全国発売

2003.09.08 16:31

 ボイラーメーカーの三浦工業(愛媛県松山市)は、新型の小型・簡易貫流蒸気ボイラー「ZボイラSQZシリーズガス焚き」を10月より全国で発売する。同社では12年前より、燃焼室を持たない小型・簡易貫流蒸気ボイラー「SQシリーズ」を発売している。
 同シリーズは、業界最高レベルとなる35ppmの超低NO値(天然ガスでの実測値)を実現しているが、今回のSQZシリーズは、業界初となる25ppmを実現しているのが大きな特徴となっている。
 また、短時間の待機要求時には連続パイロットを採用し、負荷追従性を向上させ、送風機インバータによりボイラーの燃焼に合わせて風量を制御するなどの省エネ機能も推進している。
 更に同社では、ボイラーのより効率的な管理に向け「ボイラー室オペレーションパネル」を同時開発した。ボイラー室全体の集中監視機能を持ち、必要な状況確認・指示・操作を全てタッチパネルで行うことが出来る他、同社のメンテナンス拠点との連絡・通信機能も併せもち、同社が抱える全国750名のサービスエンジニアが24時間対応する「オンラインメンテナンス」のサービスを受けることが可能になる。




週刊不動産経営編集部  YouTube