週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

文化シャッター　静音型住宅用ガレージドアを開発　開閉音は日常会話と同程度の５８ｄｂ

2003.09.01 17:07

　文化シャッター（豊島区）は、静音仕様の住宅用オーバーズラテイディングドア「フラットピット」を９月１日発売した。
　同製品は、本体のアルミ製パネルがスライドしながら天井部に収縮される電動タイプのオーバースライディングドアで、住宅用ガレージ向けに開発されている。
　アルミパネル端部のローラー及びローラー保持部品に専用の樹脂部材を共用することで、接触音やパネルに伝わる振動音を低減させているのが特徴。また、音が外に漏れにくい振動防止対応型の電動開閉機を採用するなどの総合的な静音対策を行ったことにより、開閉音は５８デシベルになり、従来品に比べて１０デシベルの低減に成功している。
　また防犯性にも考慮しており、閉鎖時にはパネルに連結されたトロリーアームが外部からのパネルの持ち上げを防止する構造を採用している。