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岡村製作所 高遮音移動間仕切を改良 従来製品に比べて省スペース性向上

2003.08.04 17:10

 岡村製作所(横浜市)では、8月1日に高遮音移動間仕切「DynaWall(ダイナウォール)」の改良型の発売を開始した。
 同商品は特殊遮音構造と、ダイナミックフィレット機構を採用した従来型の基本構造はそのままに、より遮音性と施工性に配慮したという。
 今回、パネル連結部のアルミ縦フレームの構造を見直し、フィレットのゴムを改良したことで高周波域での性能が向上した。従来二重でしか得られなかった遮音性能が一重で可能となった。これにより、中間デットスペースが不要となり、省スペースを実現している。
 また、二重に比べて半分のパネル数で済むため、セット時間の短縮を図ることができる上、格納も簡単かつ迅速に行えるようになったという。
 価格もより安価になり、設計価格は材料費、施工日込みで28万円/㎡程度。会議場やオフィスの間仕切としても適している。初年度の販売目標は1億円としている。




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