週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

「千里丘駅西地区」で再開発が始動 大和ハウス工業他3社が特定建設者に決定

2023.07.10 10:47

 大和ハウス工業(大阪市北区)、JR西日本不動産開発(大阪市北区)、フージャースコーポレーション(東京都千代田区)及び関電不動産開発(大阪市北区)による共同企業体は、摂津市が施行している「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」の特定建築者に決定した。着工は2024年4月、工事完了は2027年3月を予定している。
 計画地は、地区面積約1・5haを1街区と2街区に分ける。
 1街区は、建築敷地面積約6180㎡、延床面積約4万7250㎡、共同住宅、商業業務施設、商業業務施設用駐車場で構成される。共同住宅は、JR東海道本線「千里丘」駅に直結、鉄筋コンクリート造制振構造地上36階建て、総戸数335戸の高層タワーマンション。外観は、摂津市の木「クスノキ」をモチーフとする。商業業務施設は、鉄骨造地上3階建てで新設される駅前広場に面した位置に配置。
 2街区には、建築敷地面積約1050㎡、延床面積約3040㎡、鉄骨造地上6階建ての商業業務施設をシンボルロードに面した位置に配置。




週刊不動産経営編集部  YouTube