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三浦工業 ボイラ水処理新技術を実用化 東レ愛媛工場と共同で開発

2003.06.23 16:53

 東レ愛媛工場(愛媛県伊予郡)と三浦工業(同松山市)の両社が、特殊機能膜を使ったボイラ水処理新技術を新たに開発・実用化したと発表した。
 愛媛県経済労働部では県内企業同士の技術交流を通じて、地域発信型の新技術・新商品の開発を行うことを進めており、両社も県からの提案を受け、昨年より技術交流活動を行っていたという。
 今回開発・実用化された新技術は、蒸気ボイラへと給水される水を、特殊機能膜で処理することにより、水中のイオンバランスを変化させ、ボイラに対して低腐食性に改質処理することが出来る、というもの。これにより、従来のボイラ水管理において多用されている薬品を使う必要がなくなり、低コストで汎用的なボイラ水管理が行うことが可能になる。更に、ボイラ運転における環境への貢献・安全性の向上も実現出来るという。




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