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「Osaka Metroなんばビル」の概要が明らかに

2023.07.17 11:15

 大阪市高速電気軌道(大阪市西区)は、同社初の商業・オフィス複合ビル「Osaka Metroなんばビル」のテナント募集を開始した。竣工は2024年2月の予定。
 立地はOsaka Metro「なんば」駅直結、南海電鉄「なんば」駅徒歩2分、JR関西本線「JR難波」駅徒歩6分の場所。
 建物は、敷地面積1008・30㎡、延床面積7264・04㎡、鉄骨造地上10階地下1階。
 外観にはガラスカーテンウォールを採用。都市空間に新たな賑わいを見せる「ショールーム」として4~8階で働くオフィスワーカーの意欲を高め、地下1階~3階、9階の商業施設の価値を高めてまちづくりに貢献する。
 また、自然光や植物、水などを取り入れたデザインや、人々の体内時計を調整するための照明や気温の調整を行うサーカディアンリズムを導入。オフィスワーカーの健康・快適性、知的生産性の向上及び省エネルギー・環境負荷低減に寄与する。さらに、環境性能評価は「CASBEE」のAランクを取得。
 耐震安全性は、庁舎建物と同じ重要度係数1・25を採用。大地震動後、構造体の大きな補修をすることなく建築物を使用できることを目標とし、人命の安全確保に加えて機能確保が図られる。
 また、同ビルは、津波警報発表時の一時的避難施設「津波避難ビル」に指定される予定。




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