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渋谷ビル経営者協会 関電工のガスタービンを見学 5月度定例勉強会実施 約30名の会員が参加

2003.06.02 17:36

 渋谷ビル経営者協会(代表幹事梅原伸二郎氏)の5月度定例勉強会が5月23日行われ、約30名の会員が参加した。
 今回は、関電工本社(港区)を訪れ、電力エネルギーについて学んだ。
 まず初めに関電工取締役副社長の柴崎周彌氏が「電力の自由化の概要」について説明。「現在は電力使用料2000kwhが小売自由化の対象だが、来年4月に500kwh、再来年には50kwhと段階的に自由化対象が引き下げられる。これによりビルの6割程度が自由化対象になる。」と語り、中小ビルにとっても電力自由化の影響が身近なものになる可能性について説明した。
 次いで各担当者が「関電工の新エネルギーの取り組み」「省エネルギー法の概要」などの解説を行った。
 その後、2グループに分かれ、同社地下1階にて実証試験運転中のマイクロガスタービンコージェネレーションシステムの見学、同社プレゼンテーションルームでの3D映像の見学を行った。続いて会場を都ホテル東京に移し、懇親会を行い解散となった。次回は「海外機関投資家の動き」についてレクチャーをしてもらう予定だという。




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