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テナントカンパニー 泡洗浄テクノロジー導入 高洗浄力と省コスト実現 連続作業時間は2倍以上
2003.05.05 14:37
フロアメンテナンス用機器メーカー、テナントカンパニー(本社米国・日本支店川崎市)は、先月15日、泡洗浄テクノロジー(FaST)を導入した新商品を日本市場に導入した。
従来の液体洗剤による洗浄に対し、泡洗浄には以下の3つの大きな特徴がある。①泡の表面ではより多くの洗剤が活性化されており、汚れに結びつきやすく、洗浄力が大きい。②洗浄液が泡状の為に横へ流れ広がらず、泥水の回収が簡単な上に回収後の床の乾きも早い。また濡れた床による転倒事故の心配も少なくなる。③通常モデル(5400スクラバー)で比較すると、泥水タンクの容量にゆとりが生じるなどの理由から、連続作業時間が50分から2時間強へと大幅に延長された。これにより給排水の手間が少なくなり、人件費の削減が可能になる。
価格はフロアメンテナンスマシン「テナント5400スクラバー」に洗浄用パック、専用洗浄込みの標準価格で214万4000円。