不動産トピックス
今週の一冊
2023.07.24 10:16
「働く」と「遊び」が融合した北欧流働き方紹介
WORK MILL
編集長:山田 雄介(オカムラ)
出版:プレジデント社
発行:2023年7月18日
価格:1200円(税込)
オフィス家具メーカーのオカムラ(横浜市西区)は、「はたらく」を考えるビジネス誌「WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE 08」を発行した。
オカムラは働き方や働く場をさまざまなステークホルダーとともに考えていく活動「WORK MILL(ワークミル)」を2016年から展開している。この活動のひとつとして、世界的な経済誌である「Forbes」の日本版として世界中のビジネスニュースなどを発信する「Forbes JAPAN」との協業により、2017年9月にビジネス誌「WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE 01」を創刊。以後、継続して発行している。
最新号では「NO PLAY,NO WORK 『遊び』こそ生産活動だ!北欧流プレイフルワーク」を特集し、働く人、暮らす人の幸福度が高く、世界トップクラスの競争力やイノベーションを創出している北欧の国々をピックアップしている。まるで遊ぶように働き、学んでいる自由な人々の姿から見えてきたのは、短期的な成果ありきの活動ではなく、自らの可能性を探求し成長を目指す働き方であった。また、北欧の人々の働き方から学び方までを「遊び」という視点で探求し、遊びを生産活動への導くプレイフルワークを紹介している。
巻頭企画では、コペンハーゲンIT大学のミゲル・シカール教授へのインタビュー「自由であるための『プレイフルネス』のすすめ」を掲載。「遊び」や「遊び心」は、人々の働き方にどのような効果をもたらすのか。新時代の遊びの哲学を説くシカール教授が「遊び」の本質を語る。近年は日本人の働き方も大きな変革期を迎えている。ひとりひとりのライフスタイルに合わせた多様性ある働き方に「遊び」の要素が日本で定着するか。今後のワークプレイスの変化に注目したい。