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東京ソフト 借入金管理ソフトの販売を開始

2003.03.17 14:29

 東京ソフト(東京都品川区)は、企業の戦略的な資金計画の実現をサポートするソフトウェアとして、借入金管理ソフト「資金調達シミュレータ」の販売を10日より開始した。
 このソフトは、借入口数が多数ある企業において、決算時等での借入報告や借入金利の計算、借り換えシミュレーションなどによって資金調達を支援するもの。金融機関の借入条件を入力するだけで返済計画を作成出来るだけでなく、より低金利への借入への借換えサポートなども行える。
 借入本数が多い企業にとって、その返済計画や返済情報の作成・整理は多大な労力と費用を要することになり、その為に企業本来の業務が圧迫されるというケースも少なくない。そうした中でこのソフトを導入することにより、会計・財務担当者の業務負担を大きく軽減させるだけでなく、その企業にとって最も有効であると思われる資金調達計画を作成することも出来る。
 特に大企業にとっては、IR(投資家向け広報活動)を意識した業務負荷の軽減は大きな課題となっていることから、大きな効果が見込めるという。
 価格は34万5000円(初年度のサポート料含む)、2年目以降の保守サポート料は年2万5000円。同社では初年度で1000本の販売を見込んでいる。




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