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東京都都市計画局　しゃれた街並条例提出　東京の魅力向上と再開発促進が目的

2003.02.17 17:16

　東京都都市計画局では、都民等の意欲と創意工夫をいかして、個性豊かで魅力あるしゃれた街並みを形成するため、「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」を平成１５年第一回都議会定例会に提出することを決めた。
　この条例は「街区再編まちづくり制度」、「街並み景観づくり制度」等を整備することで、都民等による主体的な都市づくりを推進し、都市の再生を進め、東京の魅力を向上することに資することが目的だという。
　事業展開のイメージとしては地区の将来像や、地域の実情に即した規制緩和等、街並み再生方針の策定と、街並み再生地区の指定を行い、地権者等の機運の高まりを踏まえて地区計画の区域を決定し、それに応じた区域の土地利用の基本方針並びに公共施設・建築物の整備の方針・目標等を定める。
　小規模な再開発でも実施しやすいように課税特例や容積率、斜線制限の緩和等、様々な優遇措置を設けて、事業を推進しやすい環境を整える。
　なお、同条例では、歴史的又は文化的な特色を継承している地区等は「街並み景観重点地区」として指定し、専門的知識を有する街並みデザイナーと共同してガイドラインを定める。