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光学機器メーカーのタムロン 高解像度バリフォーカルレンズを開発

2003.02.10 10:27

 総合光学機器メーカーのタムロン(さいたま市)は、クラス最高の明るさと広角を実現した高解像度バリフォーカルレンズ「f=3・0-8mm F/1・0」を新たに発売した。
 用途に応じて焦点距離を変えられるバリフォーカルレンズは、その汎用性の高さからセキュリティ用途の分野において急速に普及している。
 同社では、1986年に業界に先駆ける形でバリフォーカルレンズを発売して来たという実績がある。
 今回は、夜間など光量の乏しい場所から日中の屋外までの幅広い光量の条件下での監視を可能にすることを目的に、業界最高レベルの明るさF/1・0を実現しているのが特徴だ。
 また①非球面レンズを採用しており、全焦点域において高解像度・高コンストラストを実現している②逆光時に発生するゴースト及びフレアを最小限に押さえる為にレンズにマルチコーティングを施し、逆光時の悪条件でも高いコンストラストの良好な画像を実現③環境に配慮をし、鉛を含まないガラス材を使用、などの様々な特徴がある。




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