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ブライダル産業フェア開催 11日・12日、134社がブース出展

2002.12.02 13:31

 ブライダル産業新聞社(中央区)が主催する総合展示会「ブライダル産業フェア2022」が10日・11日の2日間にわたり、江東区の東京ビッグサイトで開催される。ホテル・旅館関係のブース、セミナーも用意されるなどビル関係者にとても見所の多いイベントだ。
 同イベントは今年で4回目。東京ビッグサイトに場所を移して2回目となる今回は134社がブース出展を行うことになり、主催者側では2日間で5万人の来場を見込んでいる。
 建物の美観・機能を維持・向上させ利用者に快適な空間を提供するという考えは、オフィスビル・店舗ビルと結婚式場やホテルとでは相通ずることが多いといえる。特にこれから激しい競争にさらされることになるビルにとってはサービス性の向上が必須であり、その為にホテルのきめ細やかなサービスを学びたいというオーナーは少なくない。
 また、土地活用の一環としてオフィス・商業ビルではなく、ホテルを選択するケースも増えてきている。
 今回のフェアは本紙が主催する「ビル経営フェア」と同様に企業による企業によるブース出展と業界有識者によるセミナーが2本柱とある。これらを通じてホテル経営・ビルのサービス向上に役立つ情報・アイテムを発信してゆくという。
 企業ブースでは光触媒コーティングによる施設の長寿命化、集客力を高める建築内外装用装飾材や電飾看板、磁気や電磁波による赤水発生防止装置、各種インテリア器具などが出展される予定だ。
 また、同時開催の「ブライダル経営セミナー」「国際ホテル旅館経営セミナー」では、ホテルグランパシフィックメリディアン取締役副総支配人玉井和博氏やスーパーホテル会長山本梁介氏らが「カスタマーサービス」や「集客方法」「ローコスト運営術」「人材教育」などのテーマについて講演を行う。
 同イベントの入場料は2000円(2日間有効)。問い合わせはブライダル産業新聞社03-5537-8531まで。




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