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ラサール・インベストメント・マネジメント 運用ファンドの資金調達を完了

2002.12.02 13:31

 イギリスに本社を置く総合不動産サービス企業ジョーンズ ラング ラサールグループ傘下の不動産投資会社ラサール インベストメント マネジメントが、同社が運営する不動産投資ファンド「ラサール・アジア・リカバリー・ファンド」の資金調達を完了したと発表した。
 同ファンドはこれまでのところ東京・ソウルにおいて総額2億2500万ドル(約270億円)の物件を取得(一部契約済段階)しているが、今後はアジア太平洋地域で6億ドル(約720億円)相当の不動産を取得してゆく計画であるという。
 今回の資金調達完了について同社アジア太平洋地域の最高経営責任者であるジャック・チャンドラー氏は「これまで取引実績のある欧米の投資家だけでなく、新規投資家が出資をしてくれたことに大変感謝している。当社はアジア太平洋地域のいては25年の歴史と実績があり、1200名以上のスタッフを抱えている。国際的な投資実績に加えて地域に根差した専門家を抱えていることが投資家に高く評価された」と語っている。
 同ファンドにはアメリカ、ヨーロッパ、中東、オーストラリア、アジアの主要な年金基金や機関投資家など5機関が出資している。

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