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松下電信工業 新ネットワークカメラ IP設定のみですぐにモニタリングが可能
2002.12.02 13:44
松下通信工業(港区)はパソコンでカメラの映像を確認できるJPEG/MPEG-4対応のネットワークカメラ「WV-NM100」と、高感度で24時間の撮影が可能なSDⅡ方式のネットワークカメラ「WV-NP472」を今月2日発売した。
同商品群はカメラ本体にイーサネット出力機能を搭載し構内LANやWAN、インターネットなどの様々なネットワークに接続して映像をモニタリングするもので、低価格と充実機能を両立させたことが大きな特色になっている。
従来の監視カメラシステムと異なり、専用のソフトウェアがなくともネットワークにつないでIP設定をするだけですぐにモニタリングを開始することが出来るだけでなく、カメラコントロールをブラウザー上で行える。ルーターなどのネットワーク機器に接続することで遠隔地のパソコンから簡単にモニタリングすることが可能になるなど多くの特長を有している。
本体希望小売価格はWV-NM100が5万7000円、WV-NP472が16万円。同社では前者は5万台、後者は5000台の販売を見込んでいる。