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松下通信工業 最大500台のネットワークを構築 広告情報配信システムを発売

2002.11.11 12:12

 松下電信工業は、広告や情報コンテンツを、ブロードバンドネットワークを通じて配信し、アストロビジョンやプラズマディスプレイなどの端末から発信する「広告情報配信システム」を来年1月15日より発売すると発表した。
 現在では、設置場所や時間帯によるターゲットの絞り込みが可能な、街頭の大型ディスプレイなどの、いわゆる「ストリートメディア」による広告展開が、効率性の面から注目されつつある。
 同社でも、これまで培ってきた大型映像表示装置や金融情報表示装置などのコンテンツ配信システム構築のノウハウをベースに、より効果的な広告・情報を配信するシステムを開発、本格的なブロードバンド時代の到来と表示端末の低価格化に対応してゆく。
 同システムの特長は以下の通り。
 ①最大500台のネットワークメディアプレイヤーに対して、コンテンツの管理、配信・表示までの一括集中管理が可能。
 ②地域の特性や時間帯などに合わせて、きめ細かなプログラム編成が可能になっており、効果的なコンテンツ配信の実現が可能。また、ブラウザを使ってウェブ情報を表示することが出来るので、ニュースなどのリアルタイムの変更にも素早く対応することも可能。
 ③フレーム分割機能などで多彩な表現能力を有している。また動画データには市販DVDを上回る高画質MPEG-2を採用し、動画・静止画・流動文字をハイクオリティな画質で表示することが出来る。
 同社では年間3000システムの販売を見込んでいる。

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