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東急コミュニティー 第5回技能オリンピック開催 設備メンテの技術を社内で競う

2002.07.22 15:16

 東急コミュニティーでは設備メンテナンス技術の向上を目指し社員教育に力を入れている。そのひとつが技能オリンピックだ。
 東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、7月12日、管理業務における設備技術員の技能向上と、高度技能、特殊技能にチャレンジする風土の醸成目的に、第5回「技能オリンピック」を開催した。
 競技は、日常業務に含まれる基礎作業の習熟度を競う「規定課題」と、より特殊な技能(作業)を紹介、発表する「自由課題」の2つの種目を設け、それぞれチームで競い合う方式を採っている。
 また、今大会では、日常の教育研修の成果を競い合う場として「規定課題」に個人戦を設けた。
 そして「規定課題」では、入社後4~5年の実務経験のある技術員を対象に、ポンプや送風機などの始動電流を抑えるスターデルタ始動方式について、図面をもとに結線をして動力制御盤の理解度を確認する「電動機起動盤の結線」や送風機のプーリーを直径の異なるものに交換して風量変換を行い、風量測定、工具、電動機の取り扱い、ベルト張り、プーリーの芯出しなどを作業ポイントにしている「送風機の風量交換」を課題に競い合われた。
 また、自由課題では、建物診断技法の紹介・受変電設備の精密点検・メカニカルシールの交換・遠隔監視装置の取り付けと機能点検などをポイントにチーム別に発表された。
 今大会は総勢41名の選手が参加し、日ごろの教育・研修の成果を競い合った。結果は、規定課題「電動機起動盤の結線」では、ライフサービス事業部北海道支店の藤井卓美氏が金賞を授賞した。




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