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ダイキン工業が発売 空冷ヒートポンプを新たに開発
2002.07.08 17:07
ダイキン工業(大阪市)は、中規模ビルを中心に一般空調の熱源として使用されている「空冷ヒートポンプチラー」をオゾン層破壊係数ゼロのHFC冷媒(R407C)採用機としてフルモデルチェンジ。標準機および特別シリーズの全機種を2002年10月より発売する。
フルモデルチェンジした「空冷ヒートポンプチラー」は、同社が新開発したスクリュー圧縮機により圧縮機の最小運転範囲を従来の40%~12%まで拡大業界トップクラスの効率・省エネを達成している。
また機器本体の大幅な小型化を実現し、小型軽量化した新型スクリュー圧縮機の搭載をはじめ水熱交換器の小型化、空気熱交換器のM配置等により据付面積を大幅に縮小したことで設置自由度を向上している。
さらにこれまで以上に夜間・休日などの保守管理の容易化をはかるため、ダイキン空調制御システムやエアネットシステムへの接続を取り入れ、高度な運転管理システムの構築を可能とし、保守管理の負担を大幅に軽減している。