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日本カルミック フライキャッチャーN 飲食店向けの新型ハエ捕獲機

2002.05.27 10:08

 環境衛生商品のレンタルを行う日本カルミックが新タイプハエの捕獲機フライキャッチャーNの販売を開始した。
 これは、一匹で200万匹のバクテリアを保有し、食中毒を引き起こすとされているO-157の保菌者であるハエの脅威に苦しむ飲食店向けに開発されたもので、ハエが好むフェロモンを含んだ円柱式の粘着カートリッジが60日間かけて回転しハエを巻き込んでいくという仕組みを持つ。ロール状の粘着面は全長3mで処分、交換のメンテナンスは、カートリッジの取り除しで済む。粘着面にはハエの特性を利用した擬態プリントがほどこされている他、中が全く見えず、無色で衛生的である。回転式ということで毎日新しい粘着面での利用が可能で効果が60日間持続するなどの特徴を持つ。
 日本カルミックではハエの特徴を考え、床面から170㎝~220㎝の高さの白、又は淡い色の壁面での使用をすすめている。
 フライキャッチャーNの販売代理店であるアイシン商事では、横浜中華街や商業店舗を中心に販売しており、売れ行きはまずまずとのことである。




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