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旧那古野小学校施設契約候補事業者に東和不動産グループが選定される

2018.12.17 12:10

 名古屋市は12月10日、昨年閉校となった旧那古野小学校施設の活用について契約候補事業者を決定した。今年3月にとりまとめた「旧那古野小学校施設活用方針」にもとづき、第1ステップ(15年間)の既存施設を利用したリノベーション型活用に向けて、民間事業者に対し事業提案募集を実施していた。
 今回契約候補事業者となったのは東和不動産(名古屋市中村区)を代表とする共同体。事業コンセプトとして「なごのキャンパス 次の100年を育てる学校」と銘打ち、建物用途。機能としてはコワーキングスペースやイベントスペース、飲食店舗、会議室、オープンキッチン、オフィス、シェアオフィスなどとなっている。
 評価委員からは「地域の特性と結びつけ、他のエリアとの違いをいかに見出すか、提案内容をいかに地域に根付くように実現するかという観点から更なる検討を期待する」などといった要望が出された。  今後は2019年4月をめどに名古屋市と契約候補事業者の間で契約を締結する予定。事業運営開始は2019年10月ごろとなる。




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