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日立製作所 日立がエレベーターをフルモデルチェンジ 5月9日販売開始 小型化・省スペース化を追求

2002.04.22 17:14

 日立製作所が昇降機全機種をフルモデルチェンジした。
 標準型エレベーターは、「NEWアーバンエース」。これは、業界に先駆けてユニバーサルデザインを採用した「日立機械室レス標準型エレベーター『アーバンエース』」の思想を継承しつつも、敷居間ギャップと敷居溝幅をさらに進化させたもの。
 機能面においても、永久磁石式薄型ドアマシンやエレベータ専用LSI(ツインSHマイコンなど)の開発により小型化・省スペース化が実現されている。
 標準型エスカレーターについては、従来品よりステップ幅が広くゆったり乗る事ができる1人乗り用エスカレーター「S800FX」(ステップ幅800㎜)と、2人乗り用エスカレーター「S1100FX」(ステップ幅1100㎜)を追加ラインアップとする。
 さらに、永久磁石式同期電動機、小型IGBT首魁路ユニットを装備した省スペース型オーダーエレベーターも販売する。
 同社では、標準型エレベーター・エスカレーターを5月9日から、オーダー型エレベーターを今夏から発売するとしている。




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