不動産トピックス
企業だより
2002.04.01 17:14
株式公開しました
日本リテールファンド投資法人が3月12日に上場した。昨年9月10日に上場した日本ビルファンド投資法人・ジャパンリアルエステイト投資法人の2社に次いで3社目のJ-REIT上場となる。
上場済みの2つの投資法人と違うのは、組み入れ物件がエスキス表参道などの商業施設が主体になっていることである。
公募価格は47万円。3月29日の取引の終値は46万8000円で、46~47万円の間を推移している。
不動産投資信託が上場されることで、機関投資家中心の市場に小口の一般投資家が参加できる道筋が出来たことになる。
引越ししました
食品リサイクル法の施行される中、生ゴミからバイオガスを発生させ化学反応で電気を作り出すことで、生ゴミの再資源化など、様々な分野で地球環境のための技術を開発している取り組んでいるエキシーが3月18日に本社事務所を移転した。
旧住所は千葉県浦安市冨士見5-14-19であったが、新住所・東京都江戸川区中葛西1-31-9へ移転した。
これは同社が昨年の空きから新住所にて工事を進めている東京エコ発電センターの開業を間近に控えていることを受けて、本社事務所と東京エコ発電センターの所在地を一本化したもの。
同社は、エコ発電センターの見学も受け付けている。見学を希望する際には同社広報室への予約が必要である。
新社長の横顔
東京急行電鉄の子会社でゼネコン大手の東急不動産が、3月26日に代表取締役の異動を発表した。
平成14年4月1日付けで代表取締役会長の伊原國芳氏が代表取締役社長も兼務することになり、旧代表取締役社長の小俣芳明氏は代表取締役副社長に移る。これは当初の収益構造改革の目標を達成することができなかったことを受け、かつても会社の再建時に社長として指揮をとった伊原氏が社長職に復帰することで、改めて、「再生計画(ProFit計画)」に取り組もうとする背景がある。
3月21日
・ドイツ建設業界2位のホルツマンが破産手続きを申請。
3月23日
・松下電工が、外装建材事業を6月1日より子会社の松下外装建材に統合すると発表。
3月25日
・国土交通省が公示地価を発表。住宅地5・2%減、商業地8・3%減。前年比5・9%減と昭和55年の水準まで落ち込む。
・中堅スーパーの長崎屋が現在4900億円ある債務を7分の1に圧縮するという会社更生案を発表。
・森ビルが東京・永田町で建設中の複合ビルの名称を「ブルデンシャルタワー」に決定。
3月26日
・日本興業銀行は、子会社の興和不動産、常和興産2社に3400億円の金融支援を行うと発表。
・そごうが2002年2月期の連結決算で8億円から9億円の黒字になるとの見通しを発表。
・ニチメンが日商岩井から分譲マンション販売および管理子会社2社の株式50%取得。
・オムロンとロボットベンチャーのテムザックは警備用ロボットシステムを共同開発。
・第一建設工業は、債権530億円に取り立て不能・遅滞が生じたと発表。