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綜合ユニコム　ビルのコスト管理実務資料を発刊

2002.03.04 16:49

　綜合ユニコム（東京都中央区）が、「事業用ビルのコスト監理実務資料ー管理経費の原価計算と修繕・リニューアル費削減策ー」を発刊した。
　現在、事業用ビルを運営するにあたっては、収益力を高める経営努力が極めて重要な課題である。
　しかし、従来の事業用ビルの管理業務においては、このような視点が十分ではない。中でも、ビル管理コストは原価が分かりにくく、業務区分の整理も未熟なため、ビルの利益追求の障害となっていた。
　この問題を解決すべく発刊されたこの本は、管理原価を整理・解析し、その適正値を具体的な数値・積算根拠を示しながら解き明かす事で、事業用ビルが本来持つべき収益力を把握するための指標とすることが目的である。
　ビルのフロアレイアウトにより異なる管理経費の考え方を整理し、また、自社ビルの管理経費診断のほか、ビル売買などの際に役立つように、適切な管理・修繕費を算出するための診断マニュアルを備えている。
　Ａ４判、１８０ページ。定価５万円（税別）。