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ノハラプラスト 高断熱樹脂製引違い窓を新発売
2002.03.04 16:51
ノハラプラスト(東京都新宿区)が、ビル用大型開口樹脂サッシ「イゾレア」を発売した。
これは、高い断熱性・気密性・遮音性を兼ね備えた、大型開口引違い窓で、従来、樹脂サッシでは実現できなかった大型開口の防火設備の認定(ベターリビング筑波建築試験センター)を取得している。
また、断熱、遮音、防露(樹脂は、金属に比べて熱伝導率が極端に低いという特性があるので、複層ガラスを使用していることにより、結露を大幅に低減させることが出来る)、3性能(耐風圧・気密・水密)の試験にも合格している。
従来、日本の建築物は内断熱工法で建築されていたため、結露・省エネ性・建物の耐久性に関して、諸問題を指摘されていた。そして、これに代わる工法として注目されているのが、「外断熱工法」である。
「外断熱工法」とは、建物の躯体そのものを、外部から断熱材で覆う工法である。これによって断熱。気密性能が高まり、さらに建物内部において、冷暖房負荷にかかるエネルギー消費を節約することができるものである。
このエネルギー消費問題で、より断熱性が要求されるのが開口部であり、「イゾレア」は、その要求に答えられる性能をもった樹脂サッシである。