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ダイキン工業 省エネインバーター室外機を新開発 ランニングコストの低減を実現

2002.02.25 17:27

 ダイキン工業は、昨年10月より発売している「スーパーインバーターZEASⅡ」に大空間空調でさらなる省エネを実現した「スーパーインバーターZEASⅡシリーズ大容量タイプ」を平成14年4月より発売する。
 同騎手はオゾン破壊係数ゼロのHFC冷媒(R407C)を採用した業界ナンバーワンの省エネインバーター室外機で、「マルチオイルリターン回路」の搭載などにより熱交換器効率を高め、従来機の22・4kWクラスに比べ約24%、28・0キロワットクラスでは約14%の省エネ性を実現した。
 また期間消費電力を8844kWh(28・0kWJRA基準)とし、同クラスのノンインバーター機に比べ約33%削減、大幅な省エネ化とランニングコストの低減を図っている。
 室内機と室外機を1対1に接続するペアタイプから室内機を最大4台まで接続できる同時運転マルチまで展開可能で、ユーザーの使用用途に合わせた機種選定を可能にすべく全11タイプをラインアップしている。
 このシリーズは室内機2台、リモコン、パネル込みで標準価格228万7000円から270万9000円(税別)となっている。




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