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神奈川中央ビルサービス 石の錆取り技術用い墓石清掃を開始

2002.02.18 16:39

 神奈川県横浜市にある神奈川中央ビルサービスでは、今までのビル清掃業務のノウハウを活かし墓石の清掃業務を始めた。
 清掃部位としては、墓石、花立、外柵、水鉢、香立、拝石、墓誌、卒塔婆立、灯篭、物置台、手水鉢、名刺受、化粧砂利、カロートなどである。
 仏壇の汚れは、主に苔と水垢と錆であるが、同社では、石の内部から出てくる石の錆をとる方法を開発した。その際、酸等を利用することなく、石の錆を落とすので、石を傷つけるようなことはない。
 同社では、この特殊な作業を「バイオ&ケミカル工法」と呼んでいる。
 料金は石塔部分和型8寸角3万円、和型9寸角3万5000円、和型尺角4万5000円、洋型標準型3万円となっている。
 また、外柵に関しては特殊な汚れを除いて、1㎡当たり6000円で施工している。
 錆の除去に関してはかなり特殊な錆出ない限り、ほぼ元の形まで戻すことができる。同社では、盆、彼岸の集客を狙っているが、法事、納骨の前でも予約を受け付けており、見積もりの相談にも応じている。




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