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「札幌ダイビル再開発」計画概要発表 延床4.2万㎡オフィス・商業・ホテルからなる複合ビル

2023.10.16 10:52

 ダイビル(大阪市北区)は、札幌市で開発を進めている「札幌ダイビル再開発プロジェクト」の計画概要を発表した。着工は2024年6月、竣工は2027年1月末を予定している。
 同ビルは、敷地面積約3150㎡、延床面積約4万2000㎡、地上19階地下2階建ての複合ビル。
 3~8階には延床面積約1万9000㎡のオフィス、地下2階~2階に約5000㎡の商業店舗を配置。10~18階のホテル「TRUNK(HOTEL)SAPPORO(仮称)」は、延床面積約1万6000㎡、客室数100~110室。テイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区)が手掛けるラグジュアリーブティックホテルで、開業は2027年春を予定している。
 今回の計画は、商業施設「PIVOT」をはじめとする3物件をダイビルが2019年に取得し、札幌事業室(現札幌事業部)を開設したことに始まる。その後、札幌市をはじめ地域とのコミュニケーションを図りながら、ビジネスエリアと商業エリアとが混ざり合う立地のポテンシャルを生かしたオフィス・ホテル・商業の3用途構成による複合ビル再開発プロジェクトを計画したもの。




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