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東急不動産 「西日暮里」駅前で大規模再開発 47階住宅棟と11階商業棟で構成

2023.10.23 10:44

 東急不動産(東京都渋谷区)が、「西日暮里」駅前地区の市街地再開発事業の参加組合員予定者に決定した。
 同地区は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナーの4路線が結節している。「日暮里」駅からは、成田空港へダイレクトにアクセス可能で、「谷根千エリア」や文京エリアも徒歩圏。
 計画では、地区面積約2万3000㎡、延床面積約11万㎡、地上47階建ての住宅棟と、延床面積約5万㎡、地上11階建て、商業棟を建設する。計画建物は、住宅、大規模商業施設・ホール(コンベンション施設)、事務所、文化交流施設、保育施設等を備え、「西日暮里」駅と直通のデッキが整備される予定。
 また、地区周辺の広場や緑の不足、築古建物が多いことによる安全性・防災性の課題解決を行う。
 東急不動産では、これまでに培ってきた複合再開発事業におけるノウハウと経験に加え、東急不動産ホールディングスグループ全体で持つ幅広い事業領域を生かすことで、地元の地権者、周辺地域、事業関係者と共に、東京の新たなランドマークとなるまちづくりの実現に貢献していくとしている。
 今後は2024年度に組合設立、2025年度以降に解体工事に着手し、竣工は2030年度を予定している。




週刊不動産経営編集部  YouTube