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データセンターへ水冷空調機導入 シュナイダー社製冷却効果2倍

2017.11.06 17:32

エネルギー効率化を実現するシステム多数
 シュナイダーエレクトリック(フランス)は、アット東京(東京都江東区)が運営する中央データセンター「CC1」に、空調機「Uniflaier LE Chilled Water HDCVシリーズ」27台を導入する。
 アット東京では過去にシュナイダー社のデータセンターインフラ管理ソフトウェアを採用しており、空調機の採用でデータセンターのエネルギー効率化を実現する幅広いシステムを導入する。
 CC1は総床面積約14万㎡と高い拡張性をもつ。今後予想される、より負荷の高い業務を行うユーザーに対しエネルギー・コスト効率の高いサービスを行うため、空調機の一部入れ替えを検討していたという。そこで既存スペースを改修することなく、冷却能力を2倍に高めることができる同製品が採用された。
 Uniflaierは回転スピード設定により固定運転や自動制御運転が可能なECファンを採用。高効率と低騒音の両立を実現し、コンパクトかつ省電力のモーターと組み合わされる。また中温冷水にも対応し、データセンター室内を高い温度帯で運用する際に最も高効率になるよう設計されているため、幅広い温度帯での運用が可能。シミュレーションツールも用意し、サーバーラックあたりの発熱量や機器が冷却に必要とする風量、空調機の仕様や部屋の環境を入力することで、冷却可否の判断やラックを取り巻く空気の流れ、温度などをシミュレーションした提案を受けることもできる。




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