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「青朋ビル」建替計画が始動
2017.11.06 17:45
清和綜合建物(東京都港区)の子会社である青朋ビル(東京都港区)は先月24日、都市再生機構と共同で、東京都港区北青山3丁目所在の「青朋ビル」の建替計画を推進していくと発表した。事業概要(予定)は地上13階地下1階、高さ約60m。延床面積約1万6000㎡、敷地面積約2000㎡。用途は店舗・事務所・共同住宅。着工予定は2020年10月頃、竣工予定は2023年9月頃。
計画地周辺は2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け新国立競技場の建設が進み、隣接地の「都営青山北町アパート」の建替事業が始まるなど、急速に開発が進んでいる。清和綜合建物によると「北青山三丁目のランドマークでもあります『ブルックス・ブラザーズ青山本店』にはビル建替後も引き続きご入居いただく予定です。今年で築50年を迎えました『青朋ビル』は青山の歴史を将来へと引き継ぎつつ、本計画を通じ地域と一体となって魅力あるまちづくりに貢献してまいります」としている。