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旭化成不動産レジ 小平市の「小川」駅前で複合タワマンを着工
2023.12.18 11:07
旭化成不動産レジデンス(東京都千代田区)は、東京都小平市で推進中の「小川駅西口地区第一種市街地再開発事業」に参加組合員として着工した。
同事業は、駅前広場の新設、および開発エリア内道路の拡幅及び新設、広場の整備等、都市基盤の整備を図るもの。南北の連続性を高める貫通通路を設置し、安全性、快適性を確保した歩行者空間を整備するとともに、交通利便性を生かした集合住宅の整備を図り、再開発による建物の不燃化及び耐震化、都市基盤整備によって地域の防災性向上を図るとしている。
建物は、建築敷地面積約5045㎡、延床面積4万387㎡、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上27階地下1階塔屋2階建て。
1~3階は、生活サービス系施設及び権利者店舗とテナントによるショッピングモール等を想定。4~5階には公共施設を整備し、西部市民センター(出張所・図書館・公民館)、市民活動支援センター「あすぴあ」、男女共同参画センター「ひらく」を移転する予定。また、敷地の北西部分には、約1000㎡の「(仮称)小川にぎわい広場」を整備する。
6~27階は、戸数219戸の超高層タワー型住宅。住宅用各部には居住者が多目的に使用可能なラウンジとゲストルームを計画。住戸タイプは1LDK~4LDKまでの住戸タイプを用意する。
施設および建築物の引渡しは2026年8月を予定している。