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サンケイビル 物流施設再生事業を始動 既存施設を取得、リニューアルして客付けへ

2023.12.25 11:15

 サンケイビル(東京都千代田区)が、物流施設の再生事業に乗り出す。初の物件として埼玉県川越市で既存の物流施設を取得。テナントに合わせてリニューアルする計画だ。
 取得した物件は、首都高速埼玉大宮線「与野」ICをはじめ複数のICからアクセスできる好立地にあり、広域配送の拠点に適している。2027年開通を目指して整備が進められている新大宮上尾道路の「上尾南出入口(仮称)」も至近となるため、都心へのアクセスがさらに高まることが期待される。建物は敷地面積約5704㎡、延床面積約4780㎡、S造(一部RC造)の地上2階。
 旧所有者が定温・チルド設備を備えた配送拠点として使用していたもので、空室の状態で取得した。今後はテナントの要望に合わせてリニューアル工事を行うなど施設のバリューアップを行い、早期の稼働を目指していくという。
 サンケイビルでは自社の物流施設再生事業について、「必要最低限のコストと改修期間のみで、迅速に賃貸ニーズに対応」、「テナントの要望に合わせたリノベーションを実施」、「既存の倉庫や設備を生かすことで、環境と人にやさしい街づくりの実現」の3点を強みに挙げる。既存倉庫はすぐに内覧可能で、テナントの要望に合わせて柔軟にリノベーション工事に対応できる。また、現在の物流ニーズにマッチしにくくなった既存倉庫にリノベーションを実施することで、環境と人にやさしい街づくりを実現するとしている。




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