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「ビル経営管理士」試験合格者を発表

2001.12.10 17:22

 9月30日(日)に全国6会場(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)において実施された「ビル経営管理士」試験の合格者が発表された。受験申込者数は347名(平成12年度は290名)受験者数が325名(平成12年度は264名)であった。そのうち合格したのは170名である。(合格率50.2%、平均年齢39.4歳、うちが女性7名)ちなみに平成12年度は合格者数が154名であった。(合格率58.0%、平均年齢39.3歳、うちが女性2名)
 受験生には個別に合格通知が郵送されているが、日本ビルヂングセンター窓口、もしくはセンターのホームページにも合格者の受験番号および氏名が掲載されており、そこからも確認することが出来る。
 さて、今年からは合格基準が公表されるようになった。合否基準は、3科目合計300満点中、180点以上でかつ「企画立案業務」科目については41点以上、「賃貸営業業務」科目については52点以上、「管理運営業務」科目については45点以上とれた者が合格とされた。
 この各科目の基準点は、科目別の難易度を考えに入れたうえで決定されている。
 ビル市況は現在、極めて苦難な事態に陥っている例も少なくない。そのような中、この難関を乗り越えたビル経営管理士がビル業界においていかに奮闘するかが、今後のビル業界の在り方に深く関わることが予想され、活躍が期待される。




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