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希望社 日本型CMを展開 サブコン・メーカーからも見積もりを徴収
2001.11.26 09:56
岐阜県に本社を置く希望社は、建築事務所と総合建設会社の2大業種が抱える様々な問題を改善し建築主を建築の主人公にする「JCM」(日本型コンストラクションマネジメント)を行っている。
JCMは良い建築を安く実現する為のサービスのこと。JCM発注方式により、ゼネコンだけでなく、30~50もの専門工事工種ごとにサブコン・メーカーからも大量に見積もりを徴収し、サブコンとの価格折衝でコスト競争力と技術力に優れた会社を選定。ゼネコンの見積もりに対してサブコンの方が安い場合は入替えを行う。最終的に、原則として最も定額のゼネコンを建築主に紹介するもの。建築主に代わってプロジェクトを統括・運営する。
事業の発意段階から建築主に代わってプロジェクトを統括・運営する「コンサルタント型CM」、工事をゼネコンに一括受注せずに建築主がサブコンへ工事ごとに直接受注する「建築主直営型CM」、建築主と請負契約を結び施行管理を行う「請負型CM」とがある。
いずれも建築主のニーズを汲み上げてのよい建築実現を目的としている。オープンで競争的なプロセスにより、コストカットも期待される。