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TOTO パブリックトイレ向け壁掛式洗面器

2001.11.26 10:02

 TOTO(北九州市)は、オフィスやデパートなどのパブリックトイレ向きに、デザイン性と使い勝手を重視した壁掛式洗面器「壁掛自動洗面器」を来年1月7日より発売する。
 主な特長として、まず第一に排水トラップと自動水洗の機能部を洗面器内部に設置した点がある。これにより外観がすっきりしただけでなく、全体の形状が底の深いボウル状になり、手を洗いやすく、水はねも少なくなった。
 また、吐水部、石鹸部ともにセンサーにより自動的に作動するノンタッチ方式を採用している。これは水の止め忘れを防ぐだけでなく、人々の清潔志向にもマッチしていることからパブリックトイレにおいては主流になっているという。
 更に、オプションとして手荷物などを置けるように化粧棚を設置することも出来るという。化粧棚にはフックが付いており、バッグや買い物袋などを掛けることが可能になっている。従来のカウンター式洗面台では、水はねなどによりカウンターが濡れてしまい、カウンターが荷物置場として用を成さ無くなることが多かったが、そうした面も解消可能になるという。
 価格は18万8000円から29万円(消費税・工事費は別)。同社としては3年後に月600台の販売を目標にしている。




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