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オーデン 自動消炎灰皿を発売 管理コストも低減
2001.10.08 17:04
空気清浄機メーカー大手のオーデン(東京都江東区)は、自動消炎灰皿「ホールインワン2000」を来年の1月8日に発売する。
この商品は、投入口より火がついたままの煙草の吸殻を投入すると、ベルト駆動で内部へ導かれ、「ダブルスクイズ方式」という両サイドから煙草をもみつぶす方式により完全に消火するというもの。ベルト上部の投入物が無くなったことを検知してから約20秒後にモーターは停止する。
通常の灰皿に水を入れない場合は、火の点いたままの煙草により煙を発生し、燃え出す場合があり迷惑のみならず危険だが、消炎灰皿の場合はすぐに完全消火できる。また、灰皿の中に水をみたしている場合は、煙草のヤニやニコチン等も水に溶けて排水として流れてゆき、結果的に環境破壊につながってしまうが、消炎灰皿は燃焼ごみとして廃棄できる。
吸い殻の捨てるサイクルが延び、管理コストの低減にも貢献する。例えば今まで1日3回の灰皿交換作業が必要だったところが、4日から1週間程度の頻度で済むため、人件費等を削減可能だ。
外形サイズは、幅320ミリ×高さ700ミリ×奥行350ミリで重量は23kg。外観部材は美観を考慮してステンレス製となっている。
ゴミ箱容積は約6.5リットルで約2000本の収容能力を持つ。
同商品は日立多賀テクノロジーの協力を得て開発された。
同商品への問い合わせは、同社TEL03-3646-1245まで。