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大林組が98年開発 ホルムアルデヒド捕捉材商品化 吸収紙「ホルムパックン」

2001.07.16 16:17

 安藤産業(名古屋市)は、室内のホルムアルデヒド濃度を低減させる吸収紙「ホルムパックン」の販売を開始する。
 これは大林組(港区)が98年2月に開発したホルムアルデヒド捕捉材「アルデノン」を、低価格で使い易い様に改良し商品化したもの。アルデノンはホルムアルデヒドを吸着させたり、希釈させたりするのではなく、化学反応により無害で安定したガスへと変化させるもので、効果の持続性が高いのが大きな特徴だ。
 今回販売する「ホルムパックン」は紙状になっており、押し入れやクローゼット、下駄箱などに必要な分だけ切り取って用いることが出来る。
 1平米あたりで1リットルのホルムアルデヒドを吸収し、効果は約6カ月間持続する。
 価格は1平米あたり300円。




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