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東急コミュニティー マンション内ネットシステム導入第一号物件引き渡し完了
2001.07.16 16:19
東急コミュニティー(世田谷区)は、昨年4月、マンションのインターネット化に対応したマンション内コミュニティーシステム「コミュニティーウェブ」を開発・発表したが、同商品の採用第1号となったマンション「ブロードコート池上」の引き渡しが去る6月15日に行われた。家庭内情報端末のサービス開始としては、恐らく初めてのケースになるという。
同物件は大田区内の東急池上線蓮沼駅近くにある全95戸のマンションで、事業主は東京不動産と日本鋼管(NKK)の2社。
今回、同マンションに導入された「コミュニティーウェブ」は、マンション入居者に対し、生活情報サービスの提供、及びマンション内コミュニティー形成を支援するシステムとして開発されたもの。
SYSTEMの概要は以下の通り。
①インターネットマンションサービス
・ユーザーが所有するパソコンを3台まで接続することが出来る。
・メールアカウントを4つまで付与。
・インターネットに常時接続可能。価格は月額3000円の定額制。
②情報端末機能
・火災、ガス漏れ、防犯・非常通報などのセキュリティー機能
・留守中の訪問者を10件まで録画出来るTVインターホン機能
・ショッピング、地域情報、管理組合情報などの生活情報表示機能
・メール機能
・その他、伝言板・ボイスメモ、カレンダー、地図検索等の便利機能
また、今回のサービス開始にあわせ中目黒駅近くの同社技術センター1階にショールームも開設された。