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豊和 エレベーターシャフトを煙から守る新型ドアシステムを開発
2001.06.11 14:57
豊和(兵庫県尼崎市)はエレベーターシャフトを煙から守る、新型ドアシステム開発した。
防火性能と遮煙性能を両立させた「ドアコンE型」で、同製品の特徴は、自動閉鎖と引き寄せ機構による遮煙性能を確保していること。また避難の際は手動開放が可能であるため閉じ込められる心配はないこと。通常は壁に収納されており、壁面を美しく収めることができること。また既存エレベーター昇降路前のリニューアルも容易に対応できることなどがある。
また下枠無しの潜り戸を設ければバリアフリー防火設備としてさらに安全を確保することも可能だ。もちろん改正された建築基準法にも対応している。
エレベーターに関する防災・防火システムについては様々なものは発表されているが、防火性、遮煙性、バリアフリー、意匠などそれぞれに一長一短があるのが現状である。
昨年6月の建築基準法改正から1年が経過し、それぞれのエレベーターに応じ、必要な性能を有した防火設備の導入が求められており、同社もこうしたニーズに幅広く答えてゆく考えだ。